RDS CORE-Ler Gait Analysis Robot Medical Health System
「身体データ」×「AI」から生まれる新たな未病対策
歩行解析が世界を変える!「身体データ」×「AI」から生まれる新たな未病対策。
ハイテク研究施設の技術があなたの日常へ。
日本は世界に先駆けた超高齢化社会の到来と、それに伴う健康寿命の延長、医療費の増大、医療の地域間格差など、私達の健康にまつわる様々な課題を抱えています。健康寿命を縮める主な原因には、認知症、脳卒中、関節疾患及び骨折・転倒などがあり、これらの原因と密接に関係しているのが「歩行」です。最新の研究で人の最も基本的な運動である「歩行」は、疾病やその進行度などによって様々な特徴が現れることが分かっており、新たなバイオマーカーとしての可能性も持っています。
私たちは、国立障害者リハビリテーションセンター研究所との共同研究により原理試作と実験を繰り返し、搭載した3Dカメラの測定精度が担保できる距離を保って被験者の歩行に追従する、独自の測定方式を確立しました。
本プロダクトは、3Dカメラを搭載したロボットが被験者を追跡。ロボットが歩行を解析し、得られたデータはクラウドサーバ上で保管されます。機械学習で結果の判定精度を常に向上し、新しい健康のバロメータとして歩行動作を定義づけていきます。また、これまで高価なモーションキャプチャーシステムでなければできなかった正確な歩行動作解析を、安価に簡易的に行うことができ、従来の歩行解析よりも多くの項目の測定が可能。歩行動作を3次元データとして収録、解析することで従来は発見が難しかった病気の早期発見や、未病対策への活用が期待されています。
※受賞製品は2021年現在の試作機であり、現在運用中の製品とは外観が異なります。